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洗練期(センター試験・一般私大レベル)の受験勉強法

こんにちは!菅原です。
ブログを見にきてくれて、ありがとうございます^^
受験シーズンを次の3つの期間に区切って、
各期間で必要な勉強法や意識するべきことをまとめています。
- 導入期:中間・期末試験レベル
- 洗練期:センター試験・一般私大レベル
- 完成期:国公立大2次試験・難関私大レベル
ここでは、洗練期についてまとめますね。
1.「解答力」を高めよう
導入期の勉強法でもお話しした通り、
試験では与えられた時間内で正しい解答を記入することが求められます。
そのためには、次の3つの力が必要でした。
- ステップ1:理解力(納得して頭に入れる力)
- ステップ2:記憶力(頭に入れた知識を保持する力)
- ステップ3:解答力(知識から解答を作る力)
導入期では、理解力と記憶力を身につけるための勉強法について書きましたね。
センター試験・一般私大レベルの力を身につける洗練期では、「解答力」がポイントになります。
解答力を身につけるためには、手を動かす勉強をすること!
つまり、「読む」「聞く」だけでなく、解答を「書く」トレーニングをしてください。
特に理系科目は、記述式の解答に慣れましょう。
模範解答を何回か写してみると、自分なりの解答のスタイルが決まっていきますよ^^
2.試験日から逆算をして勉強計画を立てよう
これまでは
「今日から1か月で問題集を1冊終わらせる」
というように、今からの時間を基準にして勉強計画を立てていたと思います。
でも、受験が近づいてきたら、残された時間でできることを意識しなければなりません。
勉強の「量」よりも「効率」が求められます。
試験が近づくにつれて、勉強したいことは多くなるもの。
残された時間を有効に使うためには、試験日から今日までの残り時間を逆算してください。
限られた残り時間のなかで、何をどの順番でこなしていけば
効果的に点数を上げられるのかを考えて勉強計画を立てましょう。
このとき、計画をあまり詰め込みすぎないことが大切です。
受験間近は出願手続に時間をとられたり、精神的な疲れがたまったりするため、
今までのペースでは勉強が進まなくなってしまいますから。
1日の勉強量は、減るのが当たり前と思っておいたほうがよいでしょう。
3.解く問題を厳選しよう
では、限られた時間で最大限の効果を出すにはどうすれば良いのでしょうか?
すべての問題は、次の4つにわけることができます。
- 1:よく出題され、まだ解けない問題
- 2:よく出題され、すでに解ける問題
- 3:あまり出題されず、まだ解けない問題
- 4:あまり出題されず、すでに解ける問題
このなかで、最も力を入れて対策するべき問題はどれでしょう?
もちろん、1の「よく出題され、まだ解けない問題」ですよね。
この質問には答えられるのに、実際は1の問題に力を入れていない受験生が多いんです。
その理由は「よく出題される問題を知らない(=出題傾向を知らない)」、
または「解ける問題を解いて自己満足している」のどちらか。
上の4つの問題は、1→2→3→4の順番で優先して対策しましょう。
この時期は問題を多く解くことではなく、効率良く力がつく問題を解くことが大切ですから。
4.早いタイミングで過去問を解こう
受験勉強の目標は、入試問題を解けるようになること。
そのため、多くの受験生が「過去問」を解けるようになることをゴールと考えています。
試験直前の受験生からの相談内容を見ていると、
過去問を試験の数日前から解いている受験生がたくさんいました。
これは致命的なミスです!
過去問はできるだけ早いタイミングで一度解いておきましょう。
過去問を解くことで、今の実力とゴールとの「差」が分かります。
すると、この「差」を縮めるためには何をする必要があるのかを自然と考えるようになります。
このことが効率の良い勉強につながり、
さらには差が縮まっていく実感が持てて、やる気も出てくるのです。
また、過去問を解くことによって出題傾向を知ることもできます。
出題傾向をもとに、受験で狙われやすいところから勉強を進めていくことで
効率を上げることができるわけですね^^
ここまで、洗練期に意識するべきことをまとめました。
いかがでしたか?
今後の勉強の参考にしてもらえると嬉しいです^^
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