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記述試験や小論文で高得点の回答を短時間で作る方法

こんにちは!菅原です。
ブログを見にきてくれて、ありがとうございます^^
記述形式や小論文の試験では、短時間で説得力のある文章を作る力が求められます。
でも、文章を書くのが苦手、書くのに時間がかかってしまうという人もいるでしょう。
採点者を納得させるには、文章を論理的に構成しなければなりません。
ビジネスでよく使われる論理的に物事をとらえるための考え方として、
「ロジカルシンキング」というものがあります。
社会人の中では常識となっていますが、学生で知っている人はまだ少ないでしょう。
この考え方を身につけておくことによって、周りと大きな差をつけることができますよ^^
ロジカルな思考や文章とは、次の3つの条件を満たすものをいいます。
- 結論が一義的である
- 結論を支える根拠が明確である
- 結論と根拠が、納得できる筋道でつながっている
まず、結論は読み手にとって解釈が変わらない一義的なものにしてください。
そして、その結論を導くための疑いない明確な根拠と、結論への道筋を用意する必要があります。
今日は、このような原則を満たす文章を短時間で作るための、
ピラミッドストラクチャというツールを紹介します。
ピラミッドストラクチャの基本構造は、次の図の通りです。
ピラミッドストラクチャでは、結論を頂点として、
上の階層から下の階層は「何故そうなる?」という関係で、
下の階層から上の階層は「それでどうなる?」という関係で筋道がつながっていきます。
例えば、『模試を受けることは重要である』という主張を行う場合、
文章を書く前に、下のような文章の構成図を作ります。
この図さえ完成してしまえば、あとは適切な接続詞を使って各項目をつなげていくだけです。
模試を受けることは重要です。何故かというと、次の3点の理由があります。
まず1つめの理由は、より自分を追い込んで勉強できることです。模試を受けることにより、試験間近の緊張感や集中力を維持して勉強することができます。また、
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いきなり文章を書き始めてしまうと、途中で全体の道筋がズレてしまったり、
書き直しで時間がかかってしまったりすることが多く出てくるんですね。
記述試験や小論文で高得点の回答を短時間で作るためのポイントは、全体構造を先に考えること!
これにより、文章全体の論理が一本の道筋でつながり、
説得力のある文章を短時間で作ることができるようになります。
このピラミッドストラクチャは文章作成以外にも使える考え方なので、
ぜひ身につけておきましょう!
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