お知らせ
- 2020.07夏のステップアップキャンペーン開催中!
- 2020.03新サービス「みらいスタディ」をリリース!
受験生が知っておくべき新課程と旧課程の違い(2016年度入試に向けて)

こんにちは!菅原です。
ブログを見にきてくれて、ありがとうございます^^
2016年度の大学入試では、昨年度の数学と理科に加えて、
全教科が新しい学習指導要領(新課程)対応の入試になります。
ここでは、「2016年度入試におけるポイント」をまとめますね。
センター試験
2016年度センター試験の出題教科・科目をまとめます。
2015年度と比べて、英語・国語は出題範囲が若干変わりました。
(数学・理科は、2015年度入試から新課程対応済)
2016年度のセンター試験については、
『旧課程履修者に対する経過措置は講じない』
とされています。
教科名 | 科目 | 試験時間 (配点) |
出題範囲等 |
---|---|---|---|
国語 | 「国語」 | 80分 (200点) |
「国語総合」の内容を出題範囲とし、近代以降の文章、古典(古文、漢文)を出題する。配点は近代以降の文章(100点)、古文50点、漢文50点とする。 |
地理 歴史 |
「世界史A」 「世界史B」 「日本史A」 「日本史B」 「地理A」 「地理B」 |
1科目選択 60分 (100点) 2科目選択 130分 (200点) |
10科目から最大2科目を選択し、解答する。同一名称を含む科目の組合せで2科目を選択することはできない。 各科目ともすべてを出題範囲とする。「倫理,政治・経済」は「倫理」と「政治・経済」を総合した出題範囲とする。 2科目選択する場合は、各科目60分で解答を行うが、両時間の間に答案回収等を行う時間(10分)を加える。 |
公民 | 「現代社会」 「倫理」 「政治・経済」 「倫理,政治・経済」 |
||
数学① | 「数学Ⅰ」 「数学Ⅰ・数学A」 |
60分 (100点) |
「数学A」は「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」の3項目のうち2項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。 |
数学② | 「数学Ⅱ」 「数学Ⅱ・数学B」 「簿記・会計」 「情報関係基礎」 |
「数学B」は「数列」「ベクトル」「確率分布と統計的な推測」の3項目のうち2項目以上を学習した者に対応した出題とし、問題を選択解答させる。 | |
理科① | 「物理基礎」 「化学基礎」 「生物基礎」 「地学基礎」 |
2科目 60分 (100点) |
「物理」「化学」「生物」「地学」は一部に選択問題を配置する。 8科目のうちから下記のいずれかの選択方法により科目を選択し、解答する。 A:理科①から2科目 B:理科②から1科目 C:理科①から2科目及び理科②から1科目 D:理科②から2科目 |
理科② | 「物理」 「化学」 「生物」 「地学」 |
1科目選択 60分 (100点) 2科目選択 130分 (200点) |
|
外国語 | 「英語」 「ドイツ語」 「フランス語」 「中国語」 「韓国語」 |
筆記 80分 (200点) リスニング 60分 (50点) |
5科目から1科目を選択し、解答する。「英語」は「コミュニケーション英語Ⅰ」「コミュニケーション英語Ⅱ」及び「英語表現Ⅰ」を出題範囲とする。 「英語」を選択する者は、原則、筆記とリスニングの双方を解答する。リスニングは30分間で解答を行うが、解答時間前にICプレーヤーの作動確認等の行う時間を加え60分とする。 |
各科目のポイント
国語
2016年度から新課程対応となる。
ただ、センター試験の出題範囲はほぼ変わらない模様。
個別試験では「国語総合のみ」または「国語総合・現代文B・古典B」を課す大学が多い。
「国語総合(古文・漢文を除く)・現代文B」という現代文のみの大学もみられる。
国語の「旧課程と新課程の違い」については、こちらを参照。
地理歴史・公民
2016年度から新課程対応となる。
ただ、センター試験・個別試験ともに大きな変更はないと思われる。
地理歴史・公民の「旧課程と新課程の違い」については、こちらを参照。
数学
2015年度から新課程対応済。
2015年度のセンター試験では、浪人生が不利にならないように出題上の配慮があったが、
2016年度は経過措置が実施されないので注意。
2015年度の過去問や過去模試を解いて、新課程問題の対策を練っておくこと!
数学の「旧課程と新課程の違い」については、こちらを参照。
理科
2015年度から新課程対応済。
数学と同様、過去問と過去模試を解いて対策を取っておくこと!
理科の「旧課程と新課程の違い」については、こちらを参照。
英語
2016年度から新課程対応となる。
各予備校の模試を受けて、新問題の傾向をつかんでおくと良い。
個別試験では、「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ」を課す大学が多い。
英語の「旧課程と新課程の違い」については、こちらを参照。
この記事へのコメントはありません。